第4回強化練習会報告書(レポート/ 岡本 徹 師範)
- kyokushinunion001
- May 12
- 3 min read
日 時/2025年4月13日(日) 11:30~13:30
会 場/東京都 雑司ヶ谷公園丘の上テラス
主 催/(一社)国際空手道連盟 極真会館
監 修/三和純副理事長
担 当/岡本徹選手強化部長、井上正志選手強化副部長、川崎直樹先生(補佐)
内 容/スパーリング、ミット

<参加道場及び参加者> 東京城西三和道場(7名)、東京都佐藤道場(6名)、神奈川県井上道場(5名)、東京都広尾道場(4名)、東京足立荒川天野道場(2名)、東京城南川端道場(1名)、福井県高橋道場(1名) 計26名

1月第3回統一全日本大会が終わり、今年初となる強化練習会を実施しました。
強化練習会が関東圏選手の中で定着しつつあるようで、連合会参加者としては過去最多人数となりました。

今回、関東以外では福井県高橋道場から前田翔太選手、また静岡県山口道場で活躍していた鈴木麗空人選手が進学で移籍した神奈川県井上道場から参加してくれて、関東圏選手たちにいい刺激を与えてくれました。また大山倍達総裁命日(4/26)が近いということで、徒歩15分ほどのところにある文京区の護国寺に参加者で強化練習会終了後にお墓参りをさせて頂きました。

以下、練習会の流れです。
まず始めの挨拶として三和師範から、田畑理事長は自衛隊入隊式にオピニオンリーダーとして参加されるので今回の強化練習会には欠席されるが、そのことが如何に重要なことであるかを参加者に説明されました。
そして参加者に対して、ただ教えを受けるのはなく、切磋琢磨した中から自分で何かを掴み取るという気持ちで稽古会に臨んでほしいと話されました。

始めに基本稽古とシャドーで身体を温め、約束組手(受け返し)で目慣らしと反応力を高めます。

次のスパーリングでは、軽中量級クラスと重量級クラスに分かれて2分×10R、軽中量級vs重量級クラスで1分×10Rを消化。その後はミットでの蹴り込み、打ち込みを全員で共有して終了としました。

以下、閉会挨拶での井上師範、三和師範の挨拶(一部抜粋)です。
井上師範「皆さんの頑張りは見ていて感じるが、外部団体はさらにレベルを上げ、グラチャンで活躍した若年層選手たちの突き上げもあります。そんな厳しい状況の中でも全日本大会、全日本ウエイト制大会、そして2年後の世界大会では連合会選手が活躍してほしいと思います。これからの皆さんの頑張りをさらに期待します。」
三和師範「稽古会が終わり、次にやることは反省です。今回の稽古会の中で4つのことを振り返って今後の稽古に繋げて下さい。4つのこととは、力、技、スタミナ、メンタル(気持ち)です。」

今回の私(岡本)の感想です。
4月に高校生になった15歳の高校1年生3人(澤田莉奈初段/佐藤道場、杉渕敬人1級/佐藤道場、臼井聖翔1級/三和道場)が参加してくれました。
もちろん3人共初参加でしたが、各大会で活躍する選手が多数いる参加者の中で本当によく動いていました。
かなり厳しい場面も多々ありましたが、歯を食いしばり耐え抜いている姿に「絶対に強くなってやる」という意識の高さを感じました。
押忍

会場確保から当日の施設管理まで、東京巣鴨川崎道場の川崎直樹先生には多大なるご尽力をいただきました。心より感謝申し上げます。
写真撮影・提供/下村氏(三和道場)